【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第13章 宴でのハプニング
セリシアside
「おはようございまーす。」
「お、おはよう。」
「?」
たまたま廊下であったシンドバットさん。
あいさつしただけなのに、なんかすごい慌てられたような…?
ま、気のせいか。
「おはよー、ヤム姉、ピス姉。」
「あ、おはよう・・・。」
「おはよー。」
「??」
やっぱり、なんか変。
2人も少しドギマギした感じの動き。
「私、なんか変??」
つい、気になって聞いてしまう。
別に、服は替えたし髪だってとかしなおして結ってある。
そもそも帽子の中だから見えないはず。
「いや、そんなことはないよ?」
「うん、いつも道理。」
「そっか。」
じゃ、なんでそんなにドギマギしてるんだろ?
「ねえ、2人とも・・・。」
「ん?」
「どうしてそんなにドギマギしてるの?」