第3章 1話 睦月
in本丸
「うわぁあっ!((ガバッ」
「ビクッ))!?」
「はぁはぁはぁ・・・!清光?
なんだ・・・・夢かぁ______」
【18・*打刀*大和守安定】
「もー・・いきなり声あげるないでよ!ビックリしたじゃんかぁ。
・・・ってか夢??」
【1・*打刀*加州清光】
大和守「・・うん。沖田くんがあの池田屋で僕を帯刀してたんだ」
加州「ちょっと勝手に歴史を変えないでよね。
あの人が池田屋につれていった刀は俺、加州清光」
大和守「うん、そう分かってる。
なのに何であんな夢見たんだろう・・・」
加州「もう、この本丸に来て初めての朝なんだから
早く支度して、その辺りを散歩しようよ。
も誘ってるんだからさ」
大和守「!うん!ちょっと顔を洗ってくるよ」
スッ
大和守が洗面所に続く廊下を歩き、外を見る。
大和守「ぅわぁ!凄く綺麗・・・」
降ってはいないが、外は雪が積もって地面が真っ白。
それを見て嬉しそうにする大和守。
ズシャッ
大和守「にゅっ!?あわわっつ冷たっ!?」
加州「・・何だ?」
「あ・・・」
【13・*短刀*五虎退】
「ごめんなさーい!」
【3・*短刀*今剣】
「ごめんなさい!」
【4・*短刀*前田藤四郎】
五虎退「ご、ごめんなさい・・」
加州「顔を洗う手間が省けたんじゃないn((ズシャッ ぅあ!?」
「意外に反応速度は遅いんですね」
【8・*脇差*鯰尾藤四郎】
今剣「((苦笑」
大和守「き、清光・・?」
加州「くっ・・くぐっ!この野郎!!」
大和守「ヒッ・・・」
沖田組以外全員「「「「わぁあ!」」」」
これがきっかけで
鯰尾達VS沖田組の雪合戦?が始まったのだ。
ガガッ
「ふぅ・・・((トントン」
【16・*大太刀*石切丸】
今剣「石切丸さんも逃げて逃げて!」
雪かきを行う石切丸の前に、鯰尾達が楽しそうに走って行く。
石切丸「ははっ。元気が一番ですね、今剣さん。
でも走るのは良くないよ?」
今剣「いいから早く早く!」
石切丸「え?」
加州「待てーーぇっ!!」
こうして石切丸は強制参加?となった。
続