第5章 事件
今。イタチがいるであろう、火影様のところへ向かっている。
そこまで行って、待っていればイタチに会えるだろうという算段である。
ソラが、相変わらず渡した時の反応を想像しニヤついていると
とうとうサスケから二度目の指摘を食らった。
「今日、ソラは変だ。なんでそんなに ニヤニヤ してるんだよ」
『兄さんと合流できたら教えたげる!』
「…はぁ」
サスケの気持ちも分かるが、これはサプライズである。
(まだ教えるわけには行かないのよ!)
そう、心の中で叫んだ。
そうこう言っているうちに、2人は火影様のいる建物の前に到着した。