第4章 特別
好物のみたらし団子を たらふく食べたあと
影が長く真っ直ぐ伸びる夕暮れの道を、3人で手をつないで帰った。
「ソラ、よくそんな甘い物沢山食べられるな。食べ過ぎると太るよ?」
『何よサスケ。好きな物は好きなの。太るは余計!兄さんは、みたらし団子の美味しさ、分かってくれるもん!ね!?』
「そうだな。みたらし団子、美味しいな。」
「もう。兄さん、またソラの味方?」
他愛のない会話をしながら家に向かった。
ソラの右にはサスケ、左にはイタチ。
笑顔が絶えることはなかった。
それから、2人からもらったプレゼントはソラの1番の宝物になった。