第4章 特別
サスケ達に呼ばれてから数十分。
やっと準備が整ったので、ソラは2人の待つ玄関へ向かった。
『いやぁ、待たせちゃった!』
「遅いよ本当!」
「まあまあサスケ、落ち着け。」
ソラは "ごめんなさい"と言う代わりに、頬を膨らませながら腕を組んでるサスケに抱きついた。
「お…おい!ソラ!やめろよ!恥ずかしい」
『じゃあ許してくれる?』
「ゔっ…」
ソラはこうすれば サスケが弱い事を知っていた。
(私ってずる賢いな。そういえば今日は何するんだろう。修行かな?やっぱ森?)
そんなことを考えながら、照れるサスケをぎゅっと抱きしめた。