第3章 外へ
今日は何をするかというと修行である
「ソラ!早く!」
『焦りすぎよ!サスケ!』
ソラはいく先々で、たくさんの人に話しかけられるのだが、サスケはもう待てないと、ソラの腕を掴んで走り出した。
『いたっ、痛いって!話聞いてる?』
「聞いてる!けど、はやく修行するためには、こうするしかないだろ?」
人ごみの中を2人は走っていった
向かう先は池である。
ソラは、池に着く頃に少し息が切れかけていたが、休む暇なんてなかった。
「よし!豪火球の術の練習!やろ!」
そういって、サスケは早急に印を組み、火を吹いて見せたが、小さい炎が プシュッと出ただけであった。
『あははっ、なにそれ曲芸?私のほうが上手くできるよ!』
「う、まだ練習中なんだよ!そんなに言うならソラもやってみろよ!」
ソラは、サスケの組んだ印を真似した。
『火遁・豪火球の術!』
これまた、プシュ。と小さい炎が出ただけであった。