• テキストサイズ

大切【NARUTO】

第13章 話題の女





『あー、楽しかった。サスケくん、また相手してくれないかなぁ。』


なかなか手応えのある組手だった。
午前の授業で、一番楽しかったんじゃないかと思うほど。
いや、間違いなく一番楽しかった。

リクがウンウンと頷くと、後方から声がした。


「リクちゃん!今度さ!俺に体術教えてくれってばよ!」


「わ、私も…。体術も、手裏剣も教えてほしい…。」


演習の後ひたすら同じ事を言うナルトとヒナタに、なんだかリクは嬉しかった。
リクは、ニコリと笑い、振り返る。


『うん!でも、今からご飯でしょ?私、先生の所行かなきゃだから、2人は他の子と食べてきて!体術とかは…、また今度ね!』


そう言って、2人の額を小突いた。


(あれ。これ、何処かで…)


また、何かを思い出しそうになったが、やはり頭痛がする。
思い出すことを、拒絶してるかのように。

だから、リクは思い出そうとする事を諦めた。





/ 572ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp