第12章 アカデミー
今日は、うちのクラスに編入生が来るらしい。
クラスの奴らは"美人な女"だとさわいでいる。
俺は、復讐者だ。
一族の敵、…俺の幼馴染の敵である、兄を殺すために生きている。
こんな奴らとつるんでるほど、俺は暇じゃない。
守ると約束した幼馴染でさえ、守れなかったのは、己の無力故。
(あいつに…。イタチに復讐する為に、どんな方法を使っても力を手に入れなければならない。)
"正直言って、編入生は興味がない"
そんなサスケの考えは、教室に入ってきた編入生の姿を見た瞬間、180度変わった。