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大切【NARUTO】
第11章 新しい日々
目が覚めた。
辺りを見回しても、何も見た事がない。
というか、ここがどこかも分からない。
とりあえず、側に座っていたおじいちゃんに話しかけてみた。
『あの、あなたは一体…』
「ああ、目が覚めたか。わしの名前は猿飛ヒルゼンじゃ。」
『ヒルゼンさん…。えっと、私はセイレーンの…。あれ。名前は…何?』
「そうか。名前を忘れたか。」
『はい…。思い出せない。ヒルゼンさん、知っていますか?』
私はセイレーン。それ以上の自身の事を全く思い出せない。
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