第15章 ガーネット
朝の光が部屋に差し込んでくる。
それでもまだ俺は止まれない。
「んっ…あっ…やだっ…」
「おい…逃げんなよ」
「だって、翔くんっ…ああっ…」
潤の身体がびくりびくりと痙攣するように波立つ。
「なんかっ…変だからっ…変っ…」
「いいって…抑えんなよっ…」
「あああっ…や、だっ…」
逃げようとする腰を掴んで、更に奥の奥へと楔を打ち付ける。
「なんかくるっ…からっ…やめてぇっ…」
悲鳴みたいな声を上げながら、シーツをきつく掴んで逃げようとする。
「だめだ…」
俺から逃げようなんて、無理なんだよ
「逃げんなっ…」
前に手を回して、潤自身を握りしめる。
「だめえっ…おかしくなるからぁっ…」
「見せろよ…おかしくなるおまえを…ホラ…」
握りしめた手には十分過ぎるほど滾った潤。
ぬるりとした蜜を垂れ流して、逃げようなんて甘いんだよ。
「やっ…ああっ…」
握りしめた手を動かしながら、奥の奥まで蹂躙する。
激しく腰を打ち付ける度に、潤の締め付けがきつくなる。
「いいぞ…ほら、イケよ」
「やだあっ…あああっ…お願いっ…離してぇっ…」
白い肌を汗が幾筋にもなって流れていく。
「翔くんっ…も、あっ…」