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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第15章 ガーネット


朝の光が部屋に差し込んでくる。
それでもまだ俺は止まれない。

「んっ…あっ…やだっ…」
「おい…逃げんなよ」
「だって、翔くんっ…ああっ…」

潤の身体がびくりびくりと痙攣するように波立つ。

「なんかっ…変だからっ…変っ…」
「いいって…抑えんなよっ…」
「あああっ…や、だっ…」

逃げようとする腰を掴んで、更に奥の奥へと楔を打ち付ける。

「なんかくるっ…からっ…やめてぇっ…」

悲鳴みたいな声を上げながら、シーツをきつく掴んで逃げようとする。

「だめだ…」

俺から逃げようなんて、無理なんだよ

「逃げんなっ…」

前に手を回して、潤自身を握りしめる。

「だめえっ…おかしくなるからぁっ…」
「見せろよ…おかしくなるおまえを…ホラ…」

握りしめた手には十分過ぎるほど滾った潤。
ぬるりとした蜜を垂れ流して、逃げようなんて甘いんだよ。

「やっ…ああっ…」

握りしめた手を動かしながら、奥の奥まで蹂躙する。
激しく腰を打ち付ける度に、潤の締め付けがきつくなる。

「いいぞ…ほら、イケよ」
「やだあっ…あああっ…お願いっ…離してぇっ…」

白い肌を汗が幾筋にもなって流れていく。

「翔くんっ…も、あっ…」

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