第2章 オセロ scene2

いきなり、潤の指入ってる

「あっ…あ…バカおまえっ…」
「んー？こうして欲しかったんだろ…？ホラ」

ぐりっと前立腺を擦られて、身体が勝手に跳ねる。

「ああっ…じゅっ…」
「オラ…もっと鳴けよ…」
「ローションっ付けてっ…」
「あ？」
「ちょ、痛い…」

にやりと笑うと、指を入れたまま覆いかぶさってきた。

「いいねえ…もっと、苦痛に満ちた顔…させたい」

しまった…今度はどSスイッチ深く押した…！

ぐりっと内臓かき回されて、あまり滑らないから刺激が大きすぎて。
ビクビクっと跳ねた身体を、潤が舐めるように見つめる。

「じゅ…ん…痛い…」

潤のあそこ…ガチガチだよ…

「いいねぇ…雅紀…」

そのまま潤はガチガチのアソコを俺の後ろに押し当てた。

「え…？ちょ、冗談でしょ…？」
「あ」

そう言って潤は、ベッドの下の物入れから何か取り出した。
それはコンドームのパッケージだった。

無言で封を切って、手早く装着すると俺を見た。
なんも考えてないって顔して。

そんだけ…無心なのかよ

そんだけ…俺のこと…

欲しいのかよ

「潤…早く…」

きらきら綺麗な瞳が、俺をただ見てる

「早くっ…ちょうだいっ…」