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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第11章 珈琲色


の「はあいお疲れ様でしたぁ…!」

嵐「「「「「……」」」」」

の「あら…私、お邪魔かしら…?」

ぐったりする大野を囲んで、メンバーはごくりとまた唾を飲み込んだ。

ニ「いやあ…大野さんだって…」
相「ん~…ん…(まだ咥えてる)」
櫻「すっごい…智くんのここ柔らかいね…(ぐりぐり)」
大「んんっ…翔ちゃんっやめてっ…」
松「やべえ…俺…勃っちゃった…」

松本の衝撃的な一言に、ずさっとメンバーはドン引きした。

二「そ、そこまで言ってないよ!?俺!」
相「んー!んー!(まだ咥えてる)」
櫻「お、俺だって!ここに挿れてみたいなんて…」
松「あ?言ってるじゃん…」
櫻「あっ…」

櫻井の一言に、またメンバーはドン引きした。

大「…なんでもいいから…イかせてくんない…?もう、俺…」

うるうるした目でメンバーを見渡す大野。

二「……だめだ…ここ、のさまじょの世界だから、大野さんが可愛く見える…」
相「んー…ん…(まだ咥えてる)」
松「だよなあ…ここ、のさまじょの世界だからリーダーが可愛く見えてもしょうがないよなあ…」
櫻「もう、しょうがないんだよ…この世界は…」

の「ふふふ…計画通り…」

某死のノートの漫画のように、のさまじょが笑う。

の「しかーし!まだ駄目ですっ!」

のさまじょは、櫻井と二宮の襟首を掴んだ。

の「あなたたちはおあずけね?」
二「はあっ!?」
櫻「な、なんだよ!」
の「まだ、お仕事ありますからねえ…さあ、いきましょうか。櫻井さん、発情期きましたよ」
櫻「はあ!?なんなんだよ!?」
の「玲聖せんせが待ってらっしゃいますから…」

にやりと笑うと、二宮と櫻井の顔を見た。

の「のさまじょ初のオメガバースの演出です…どうぞ、ついてきてくださいね?」

その笑みに、二人はゾッとした。


櫻・二「た、たすけてぇえぇぇぇ…」


またしても二人の絶叫が、廊下に響いた。

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