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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第8章 ディープパープル


懇願するような潤の声に、智くんは笑った
唇を付けたまま、智くんは囁く

「いいよ…」


この瞬間…

俺と潤は、智くんのものになった

智くんは誰のものにもならないけど

俺と潤は智くんのもの


快感に侵食されながら、俺達は理解した


俺たちに選択権はない


「智…あっ…く…智ぃ…」
「っあ…潤…」

潤の回した腕を掴みながら、尚も唇は俺を求めてくる。

「翔ちゃんも触って…?」
「ん…」

ジーパンがずり下がって顕になってる智くんをぎゅっと握り込んだ。

他人のこんなところ、初めて触る…

熱くて蕩けていた

「凄い…こんなに濡らして…」
「あっ…あっ…もっと強くしてっ…翔くんっ…」
「ん…こう…?」

潤の作り出す振動に耐えながら、智くんは甘い吐息を撒き散らす。

「潤っ…あぁっそこっ…もっとっ…」
「気持ちいい?この角度がいいの?」
「ん…もっと…もっとして…」
「いいよ…もっとぶっ刺してやるよっ…」

潤が突然蓋の閉まった便器の上に腰掛けた。
智くんの腰を引き寄せると、自分の膝の上に座らせるようにまた挿入した。

「あぁぁっ…潤っ…」

突き上げながら、智くんの膝に引っかかってるジーパンをずり下げた。

「翔くん…」

潤が血走った目で俺を見上げた。

「智の、咥えろよ」

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