第4章 エバーグリーン
「ふがっ…ちょっ…待って…」
「なんだよ…こんなのまだ”ちょっと”でもねえだろ」
「えっ…」
ちょ…まって!
「まだどこも触ってもねえだろ?」
「えっ…どこ触るの…?」
「どこって…ココ?」
そう言って相葉さんは俺を…
俺の股間を掴んだ
「ぬをっ…」
「やっぱ…でかい…」
「どんな感想だよっ!?」
「だって…あ、おっきくなってきた…」
「ちょ…」
その時、相葉さんが身体を動かした。
ごりっと俺の腿に何か当たった。
「えっ…」
相葉さんのアレ…
「なっ…なんでっ!?」
「は?なんでって何が?」
「なんで硬くしてんの!?」
「え…なんでって…ヨクジョウしてっから?」
「よくじょう?」
なんで今風呂の話…
「俺、おまえに欲情してんだよ?」
「は?」
よくじょう…ヨクジョウ…よくじょ…
「欲情!?」
「当たり前だろ?」
そういって俺の首筋に吸い付いてきた。
手は、俺をパジャマの上から擦るように撫でてる。
「ふあっ…ちょ、待って…」
「待たない」
何が起こってるのか、頭が混乱して全然わからない。
俺、一体何をしていいって言ったんだろ。
なんでこんなことになってんだろ。
だってこれってさ…
セックス、だよね?