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眠れぬ夜の贈り物

第3章 緑の奇跡





クラスに着くと、


相葉「ちゃん、おはよ!

さっきも言ったか!うひゃひゃ!」



「おはよう!自転車いいよね。


私も自転車通学がいいなー。」


春からこの高校に通い始めて、

初めての冬。相葉くんは私の前の席。



相葉「ちゃんも自転車にする!?

しちゃう!?」



「うーん、でも私は距離あるから難しいや。」



自転車で行くって言ったら、


毎日一緒に待ち合わせして通えたのかな?



そんなわけないか!



淡い気持ちを胸に、今日も1日が始まった。



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