第25章 最終種目
昼休憩終了──
プレゼント・マイク
《最終種目発表の前に、予選落ちの皆へ朗報だ!》
生徒が再び入場していく。
プレゼント・マイク
《あくまで体育祭!ちゃんと全員参加のレクリエーション種目も用意してんのさ!》
最初に入場したA組に、他のクラスの目が向く。
プレゼント・マイク
《本場アメリカからチアリーダーを呼んで、一層盛り上げ……ん?アリャ?》
その理由は…
プレゼント・マイク
《どーしたA組!!?》
A組女子…つまり私達が、チアリーダーの恰好をしてるから。
峰田/上鳴
「ひょーー!」
こっち見てサムズアップしてる峰田君と上鳴君を、百ちゃんがキッと睨む。
八百万
「峰田さん上鳴さん‼︎騙しましたわね⁉︎」
二人は昼休憩中、相澤先生の言伝だと騙って、百ちゃんを丸め込んだらしい。
その百ちゃんに言われて、結果私達も被害を受けてしまった。
…そこまでしてチア服着せたかったのか‼︎