第23章 1000万の行方
気付いた時、私達は、オタク君チームの後方に移動してて…
緑谷
「──は?」
轟君の手には、オタク君のハチマキが握られていた。
プレゼント・マイク
《なーーーー!!?何が起きた!!?速っ速ーーー‼︎》
薙景
「ビックリした〜!」
轟
「飯田!何だ今の…」
プレゼント・マイク
《飯田、そんな超加速があるんなら予選で見せろよーーー!!!》
使えたら使ってるよね、普通…使ってなかったって事は…
薙景
「リスクあるでしょ、今の技」
飯田
「鋭いな、その通りだ。トルクと回転数を無理矢理上げ、爆発力を生んだのだ。反動で、暫くするとエンストするがな。クラスメートにはまだ教えてない、裏技さ」
隠し技披露って訳ね…お陰でハチマキ奪れたし、ナイス!
プレゼント・マイク
《ライン際の攻防!その果てを制したのは…》
飯田
「言ったろ、緑谷君。君に挑戦すると‼︎」
プレゼント・マイク
《逆転‼︎轟が1000万‼︎そして緑谷、急転直下の0Pーー‼︎》