第21章 騎馬戦
八百万
「よろしくお願いします、薙景さん」
薙景
「よろしく」
轟君は、もう一人を誘いに行ってる。
八百万
「薙景さんが一緒だと心強いですわ」
薙景
「そりゃどーも」
才女の八百万さんから褒められると、結構嬉しいもんだね。
薙景
「そういや、風利はチーム決まったかな………あ、居た」
風利見っけ…何人かの生徒に囲まれてる。
薙景
「人気じゃん」
八百万
「流石ですわ」
チーム決めには困ってないみたいで、なにより。
薙景
「さて…八百万さん、轟君待ってる間少し作戦でも決めとく?」
八百万
「…!…いえ、待ってください…あれは…」
薙景
「?」
八百万さんが、風利の居る所を見ながら顔を強張らせた。