第21章 騎馬戦
重圧を感じたのか緑谷君は、俯きながら両手で拳を握り込んでる。
持ちP1000万…プレッシャーを感じない訳ないよね…
ミッドナイト
「制限時間は15分」
緑谷君も気になるけど、取り敢えず今はルール説明に集中しなきゃ…
ミッドナイト
「振り当てられたPの合計が騎馬のPとなり、騎手はそのP数が表示されたハチマキを装着!終了までにハチマキを奪い合い、保持Pを競うのよ。
取ったハチマキは首から上に巻くこと。取りまくれば取りまくる程管理が大変になるわよ!そして重要なのは、ハチマキを取られても、また騎馬が崩れても、アウトにはならないってところ!」
八百万
「てことは…」
砂藤
「45名からなる11〜13組が、ずっとフィールドに居る訳か…?」
風利
「時間切れまで微塵も気が抜けない…」
青山
「||||シンド☆」
薙景
(面白そ〜)
芦戸
「一旦P取られて身軽になっちゃうのもアリだね」
蛙吹
「それは全体のPの分かれ方見ないと判断しかねるわ、三奈ちゃん」
いつ取られるか分からないんだし、あまりリスクは冒さない方が良いと思うけど…
ミッドナイト
「“個性”発動アリの残虐ファイト!でも……あくまで騎馬戦‼︎悪質な崩し目的での攻撃等はレッドカード!一発退場とします!それじゃ、これより15分!チーム決めの交渉タイムスタートよ!」