第20章 先頭の争い
ダメだ…
プレゼント・マイク
《さァさァ、序盤の展開から誰が予想出来た⁉︎》
間に合わない…!
プレゼント・マイク
《今一番にスタジアムへ還って来た、その男────…緑谷出久の存在を‼︎》
薙景
「あー、クソ…」
障害物競走…一位を制したのは、オタク君。
薙景
「負けたか〜…」
プレゼント・マイク
《続いてA組の疾風もとい八剣薙景もゴールイン‼︎》
私は、二位。
薙景
「負けたか〜!」
悔しいな…
薙景
「まさか、オタク君に負けるとは思わなかった…って、あれ?オタク君泣いてる?」
緑谷
「Σあ、いやっ、これは!」
一位で何で泣く…嬉し泣き?