第20章 先頭の争い
薙景
「ここでタイムロスとか…!」
私は、氷に風の刃で切れ目を入れ、
パリンッ
強い風をぶつけて砕いた。
薙景
「よし」
ヒュッ
そして私は、その場から高く飛び上がった。
プレゼント・マイク
《後続もスパートかけて来た!!!だが、引っ張り合いながらも…先頭三人がリードかあ!!!?》
ヒュッ
薙景
「させるか」
落下速度と突風を利用して飛び…着地した時にはもつれ合う三人を抜かしていた。
轟/爆豪
「!」
風利
「姉さん…‼︎」
プレゼント・マイク
《疾風カムバーック‼︎先頭四人になり今、最終関門を抜けそうだが──…》
──BOOOOOOM‼︎