第15章 プロの本気
オールマイト
「氷結…‼︎」
轟君が脳無を凍らせたお陰で…
オールマイト
(お陰で!手が緩んだ!!!)
オールマイトが、脳無の手から離れる事が出来た。
死柄木
「…………」
ギリギリだけど…形勢逆転?
死柄木
「…出入口を押さえられた………こりゃあ…ピンチだなあ…」
いや…依然ピンチか。
弔の声に、微塵も焦りが感じられない。
けどまぁ…風利を離す事は出来たし…それは好転だな。
爆豪
「このウッカリヤローめ!やっぱ思った通りだ!モヤ状のワープゲートになれる場所は“限られてる”!そのモヤゲートで実体部分を覆ってたんだろ⁉︎そうだろ⁉︎」
薙景
「おー、鋭い…」
爆豪君、意外と分析も出来るんだ。
爆豪
「全身モヤの物理無効人生なら、危ないっつー発想は出ねーもんなあ!!!」
成る程、皆を散り散りにされる前に黒霧が言った言葉を、爆豪君は疑問に思ったんだ。