第14章 逃げるが吉
峰田
「何で、バックドロップが爆発みてーになるんだろうな…‼︎やっぱダンチだぜ、オールマイト‼︎」
風利
「そっか…相手の体を地面に埋め込む狙いなんだ」
ダメージ与えれなくても、動きを止められれば…勝てる。
風利
「流石オールマイト…判断も対処も早い!」
蛙吹
「授業は、カンペ見ながらの新米さんなのに」
薙景
「………」
峰田
「やれええ‼︎金的を狙ええーー!!!」
蛙吹
「私達の考え過ぎだったかしら…凄いわ…」
考え過ぎ?
風利
「何のこと?」
蛙吹
「連中には、オールマイトを殺す算段がある、と思ってたの」
風利
「それって…〝ショック吸収〟の事かな」
増強型“個性”を無効化すれば、オールマイトを殺せると考えてたのかも…
薙景
(──違う…それだけじゃない。多分…それ以上の策が、奴らにはある)
緑谷
(僕だけが…僕だけが、知っている──秘密(ピンチ))