第12章 妹の奮闘
別の敵(ヴィラン)が、背後から先生に攻撃する。
先生は、それを避けると同時に捕縛武器を引いた。
相澤
「お前らみたいな奴の旨みは、統計的に近接戦闘で発揮される事が多い」
岩の敵(ヴィラン)の体が、捕縛武器に引かれた事で宙を舞う。
相澤
「だから、その辺の“対策”はしてる」
ドガァッ
岩の敵(ヴィラン)が、先生の背後に居た敵(ヴィラン)の上に落下し衝突した。
風利
「“個性”と一緒に体術を…その上、捕縛武器をあんな自在に操るなんて…!」
緑谷
「凄い…!」
薙景
「ね?大丈夫だったでしょ」
姉さんは、先生の…イレイザー・ヘッドの戦闘について知ってたのかな…
緑谷
「多対一こそ、先生の得意分野だったんだ」
風利
「うん」
飯田
「分析してる場合じゃない!早く避難を‼︎」
あ、そうだった…