第9章 反省会と涙
第六戦の講評の後、私達はグラウンドβ出入口に集められた。
オールマイト
「お疲れさん‼︎緑谷少年以外は、大きな怪我も無し!しかし、真摯に取り組んだ‼︎初めての訓練にしちゃ皆、上出来だったぜ!」
蛙吹
「相澤先生の後で、こんな真っ当な授業…何か、拍子抜けというか…」
梅雨ちゃんの言葉に、クラスの殆どの人が頷く。
まぁ…相澤先生の授業、衝撃的過ぎたし…
オールマイト
「真っ当な授業もまた、私達の自由さ!それじゃあ私は、緑谷少年に講評を聞かせねば!」
オールマイトは、私達に背を向けると、
オールマイト
「着替えて教室にお戻り‼︎」
猛スピードでグラウンドβから去ってった。
上鳴
「オールマイトすっげえ‼︎」
峰田
「かっけえ」
尾白
「?なんであんなに急いで…」
薙景
「トイレでも我慢してたんじゃない?」
風利
「姉さん!」