第23章 ハプニーンク!
『俺には銀時と総督と小太郎と辰馬がいる。俺の仲間。銀時は、自分の護りてぇもん作ってた。先生がいなくなったあと、誰も仲間にしねぇって言ってた奴が、護りてぇもん持ってたんだよ。今日そいつらに会えた。兄貴の護りてぇもんは俺の守りてぇもんでもある。引け。幕府の犬ども。お前らなんか信用しねぇよ。わかってんだよ!こんなことしてもいみねぇこと!わかってんだよ!俺達が弱っちぃのも!わかってんだよ!侍が死んでいくのも!被害がデケェのもわかってんだよ!でも!俺のたった一人の本当の家族を連れて行かれたのは許せねぇ。もう一度言う。俺はてめぇらの仲間になんかならねぇ。引け。幕府の犬ども』
俺は殺気立った目で幕府の犬どもを睨みつけた。
そして俺は刀を首から離し鞘に収めた
『俺はてめぇらに要はねぇ。』
そう言うとタバコは「そうかよ」とはきすてて帰っていった
新八「土方さん…」
『いい。放っておけ。俺は幕府なんぞ宛にせん。だが、誤りに行かんとな。あのタバコの首、傷つけちまったからな。』
俺は玄関へ行く。
銀時「どこ行くんだ」
『タバコのところだ。さっき来た奴らに誤りに行くだけだ。すぐ戻る。』
俺はすぐに玄関を開け、さっき来た道を戻る。走っていると見覚えのある制服を見かけた
『タバコ!』
土方「俺か?ヨツバ!」
やはり首の薄皮が切れていた
俺は絆創膏を手渡し、頭を下げた
『すまぬタバコ。お主の首を傷つけてしまった。それに、お前は人間。たとえ幕府の犬であろうと同じ人間。侍の魂を持ったものだ。武士として情けないことをした。すまん。それに、お前はただの幕府の犬ではないな。未来の俺とどういう関係だ?恋仲か?』
土方「えっ!?は!?えっ!?」
『図星か。まあ、今回は俺が悪かった。でも俺は幕府には戻らん。そうだ。ひとつ言っておく。お前、とても綺麗なやつだな。汚れのない人間だ。俺とは違うな。じゃあな!えと…土方とやら!』
俺はそう言い万事屋へ帰っていった
『戻ったぞ』
神楽「遅かったアルナ!」
新八「ご飯できてますよ。」
俺達は飯を食い、湯に浸かり床についた。