第14章 同じこと
〜沖田sibe〜
俺はあの時の女が誰だかわかった。
昼間、ゴロツキの輩を倒す時のやり方があの女と似ていた。いや。その女だからかもしれない。
コンコン
沖田「桜の木の下で待ってまさぁ」
俺はそう伝え、桜の木の下へ行く。
ジャリッ
沖田「やっときやしたか。あの時は助けてくれてありがとうございまさぁ。ヨツバ。」
『やっぱりわかっちゃった?年結構経ってるけど?忘れてたの?』
沖田「忘れかけてたんでさぁ。そんで、はい。」
『ありがと。やっと返してくれた』
沖田「俺はあんたの言葉があったから今の俺がいるんでさぁ。ありがとうごぜぇやす。姐さん。」
『ふふっ。姐さんねぇ。じゃあ、これからもよろしく総悟。』
俺は昔した約束を果たすことができた。