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瓜ふたつの人が同じ人に恋をした

第12章 挑戦状(お通挑戦状篇)


『私が勝負投げ出したのはこれが初めて。私は売られた喧嘩を買うのが私の武士道(みち)なの。それに、こんな状態で勝負しても面白くないでしょ。今度はお前が屯所にきなんし。お茶くらいは出すでありんす。じゃあ』

そう言って私はビルを出る。

『みんな。』
銀時「ほんとにいいのか?有名人になるチャンスだったじゃん」
新八「お通ちゃん…」
神楽「でも!ヨツバ可愛かったヨ!」
土方「明日からまた大変になるな」
近藤「ヨツバは俺達のアイドルだからな!」

みんな。

『私のいるべきところはここのなんですよ。さっ!帰りましょ!銀時たちは寄ってく?それかなんか食べに行く?おごるよ?』
銀時「じゃあファミレ…」
神楽「ヨツバのみ手料理が食べたいアル!」
『わかった!じゃあ材料買って神楽ちゃん家にいこっか!』
神楽「やったアルー!」

私と神楽ちゃんは手をつなぎ、先頭を歩く。

『銀時ー!新八くーん!おいてくよー!土方さんたちも良かったらご一緒にどうぞー!』

そう言って、寺門通からの挑戦状は幕を閉じた。
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