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瓜ふたつの人が同じ人に恋をした

第12章 挑戦状(お通挑戦状篇)


ドタドタドタドタ
スパーン!

山崎「ヨツバちゃん!」
『ねぇ。みんなしてさ、私の部屋に走ってきて勢い良く障子開けるんだけどさ。何?流行ってんのそれ。んで何?』
山崎「お通ちゃんから挑戦状だって!」
『お通ちゃん?』

お通ちゃん?誰それ。そんなやつ的に回した覚えはないけど

『どっかの攘夷浪士の娘?』
山崎「違うよ!あの有名アイドル寺門通だよ!」

寺門通…寺門通、通

『ああー!あの放送禁止用語バンバン女ね!』
山崎「何そのネーミング…と、とにかく!そのお通ちゃんからヨツバちゃん宛に挑戦状送ってきたんだよ!」
『ふーん』

挑戦状、ねぇ。古くね?

『まあいいや。局長と副長と沖田くん呼んできて』

そして数分後、四人が到着。

沖田「まさか、あの寺門通がヨツバに挑戦状ですかぃ」
『みんな知ってんの?』
土方「ああ。前にな、一日局長やってもらったことがあってよ。そんであいつぁ事件巻き込まれて、あいつの命を守ったのは山崎だがその他は万事屋に持ってかれた。」
『へぇ~』

そんなことがあったんだねぇー。

近藤「んで。挑戦状の内容は?」
『あ~。あのね、なんか意味分かんない。』
4人「「「「は?」」」」

揃ったねぇー。見事にハモったねぇ〜

土方「見してみろ」

《挑戦状》
吉田ヨツバに挑戦状だいこんなぐり!
君のせいでお通のニュースがまる潰れになったんだよーでる!

お通より目立つんだったらお通と勝負しろーション!

一週間後!大江戸テレビの45階のBスタジオで勝負するんだメージング!

勿論♪真選組の服で来てネクロマンサー!
            寺門通♪

『って来たのよ。なにこれ。ふざけてんの?』
土方「いや。これがこいつだ」
『ふーん』

まっ!弱そうだし!受けてやっか!

近藤「受けるのかい?」
『勿論。売られた喧嘩は買うのが男よ』
沖田「お前は女ですぜぃ」

なんていう沖田のツッコミは無視をする。

沖田「おいこら」

そして私は筆と紙を手に取り返事を書く。

《返信》
お前の挑戦状受け取った。
その喧嘩買ってやろうではないか。
お前は精神科行ったほうがいいんじゃねえか?
挑戦状って書いてる割にはモッサリした挑戦状だな。書いてることが日本語か?変な日本語使ってんだったら赤ちゃんから人生やり直せ。それか教科書で学べ。
楽しい諸粒を期待してるぞ

吉田
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