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瓜ふたつの人が同じ人に恋をした

第11章 忘れた記憶(主人公変更編オリジナル)


ピンポーン

やっぱりいないか?

銀時「へいへい。おー。ヨツバ。どした?」
『銀時!私のことわかるの!?』

私は食らいついてしまった。

銀時「いや、わかるも何も幼馴染だろ?何年一緒にいたと思ってんだよ。まぁあがれや」

私は銀時に言われたとおり万事屋に上がらせてもらった。
そして一通りを話した。

新八「そうだったんですか。」
神楽「じゃあ江戸のみんなはヨツバの事忘れちゃったアルカ!?」
『うん。多分。』
新八「ちょっと姉上に電話してきます」

そう言って新八くんは席を立った。

ピンポーン

神楽「どちら様ですかー?」

神楽ちゃんが玄関を開けると退くんが立っていた。私は咄嗟に身構えてしまう。

山崎「ヨツバちゃん。俺わかるよ。ヨツバちゃんでしょ?元攘夷志士、紅鬼桜でしょ?俺思い出したよ。なんであんな人賀元からいた人だと思ってたんだろう。」

退くんは思い出してすぐここにきてくれたらしい。ずっと頭を下げ続けていた。
私は許すと笑ってくれた。あっ。かわいい。

電話が終わった新八くんは妙ちゃんにきいたらしく、妙ちゃんも覚えててくれた。やはり、さっきまで江戸にいなかったから忘れなかったんだろう。そして一時間後妙ちゃんが万事屋へ来た

『それでさ銀時。』
銀時「何だ?」
『屯所帰れないんだけどどうすればいいかな?』
妙「じゃあうちで働かない?それにうちに住めばいいし!昼間は銀さん達の仕事手伝ったり、ゆっくりしたり、自由なことすればいいと思うわ!どうかしら?銀さん!」
銀時「いいな。じゃあけってーい。じゃあジミー。お前がヨツバを知っていることは他言するな。」
山崎「わかりました。ではまた来ます。」

そう言い、退くんは帰ってしまった。

夕方になり、私は妙ちゃんと先に妙ちゃん家に行く。
そして、今日から行こうと言われ、妙ちゃんが店長に取り合って、すまいるで働くこととなった。休みの日の夜はスナックお登勢で働いている。
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