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瓜ふたつの人が同じ人に恋をした

第10章 幼馴染再開。


『んで銀時。何?』
銀時「ああ。今日さ久々に幼馴染で集まらないかって誘いがあってな。俺とヅラと高杉とお前で。どうだ?行くか?」
『もちろん!じゃあ何時にどこにいればいい?』
銀時「4時に俺がここにむかえにくる。準備しておけよ」

銀時はそのことだけ伝えるとプラプラと手を振り帰った。
久々だ。っていうかさ、桂兄さんと晋助兄さん大丈夫なの?まあ捕まえはしないけど…

なんやかんやで四時!銀時が来たよ!

私と銀時は並んで歩く。そして大きな建物の中に入ると、飲み会の会場まで案内してもらった。そこにはもう二人がいた。

桂「遅いぞ銀時!ヨツバ!」
高杉「全員揃ったんだし始めるか」

私は晋助兄さんの隣に座る。なんかここが落ち着くんだよね。

銀時「相変わらずお前は高杉の隣に座るのが好きだな」
桂「ヨツバ!こっちへ来い!あいつと一緒にいると厨ニ病が感染るぞ!」

だいぶ酔ってる。二人とも弱いもんねぇ。それに対して私と晋助兄さんはお酒には強いほうだ。

高杉「オイヅラァ。お前。覚悟はできてるんだろうなぁ」

なんか喧嘩始まっちゃったし…晋助兄さんもずいぶん酔ってるなぁ。そろそろお開きにしたほうがいいかな?

『ねぇ。もうみんな酔いもまわったしそろそろお開きにしない?』
桂「ヨツバ。お前は俺達といるのが嫌か?」

子犬みたいな顔して私に抱きついてきた。「嫌じゃないよ」と答えようとした瞬間。私のお尻を揉まれた。

はいセクハラ〜

カチャン

桂「えっ?」
『セクハラ〜。はい逮捕ー。私の心傷つけた〜。ってことでこいつは逮捕ね。屯所まで連れてくから♪じゃあねぇー!』
桂「ちょッ!待って!高杉ぃ!銀時ぃ!助けてくれぇ!」

叫んでいる桂を見ながら私達は笑っていた。
外に出て私は桂兄さんのでしょうを外す。

桂「いいのか?」
『いいのよ。セクハラで捕まる伝説の攘夷志士なんて見たくないもの。私達の名を汚さないでくれる?次にあう時は、あなたは攘夷志士、私は真選組特別隊隊長。真選組の名にかけてあなたを捕まえる。じゃあね』

私は暗い夜道を歩いた。

屯所についたのは11時を回ったていた。
私は自室に行くと、一人の男の人が座っていた。

『ひ、土方さん…』
土方「こんな時間までどこほっつき歩いてた。」
『えっと…飲んでました』
土方「誰とだ」
『幼馴染たちです…』
土方「…」
『…』
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