第9章 私達の過去。
私達の笑い超えが広がった。
私はそこからたくさんの学びを教わった。侍とはどういうものか。幕府や天人。そして剣術。
『ねぇ。松陽先生。』
松陽「なんですか?」
『私ね、前に女の人たちが言ってるの聞いたの。私には腹違いの兄貴がいるって。瞳の色は違うけど、一緒にいれば兄弟みたいだって。それってさ、先生のことだよね。松陽先生。本当のことを教えて。』
私は一か八かで勝負に出た。
松陽「はぁ。ついに言う時が来てしまいましたか。そう。私があなたの兄。ごめんなさい。私がもっと早く迎えに行ってあげれば。いや。一緒に暮らしていてあげればよかった。」
『やっぱり。先生。いや。松陽兄さん。自分を責めないで。"侍たるもの自分の選んだ道を悔やむな"でしょ?私はあえて嬉しいよ。』
松陽「そうですか。私も、ヨツバに会えて嬉しいですよ」
私達は兄弟の中を取り戻した。
それを銀時たちだけに話すと驚いていた。
やはりそうだろう。
私達は楽しい生活をしていた。
それはある日突然壊された。