第2章 はじめまして
はじめまして。私、吉田ヨツバです。訳あって今歌舞伎町にいます。真選組の屯所に行きたいんだけど行き方がわからない。どうしよう。
?「ミツバ?」
私はポっと肩を叩かれた
?「ミツバか?」
『いいえ?人違いじゃないですか?あら?あなた真選組の人ですか?』
?「あ、ああ。そうだが」
『調度良かったわ!私、真選組のところに行きたかったの!連れて行ってくださらない?』
?「別にいいが」
私は真選組の服を着たタバコを吸った男の人に屯所まで連れて行ってもらうことになった。
『あなた、お名前はなんて言うんですか?』
?「俺ぁ、土方十四郎って言うんだ」
『土方さんですか』
土方「ああ。ほらよ。ついたぞ。」
『ありがとうございます。それでなんですが、局長様のお部屋に連れて行ってもらえまえますか?』
土方「別にいいが。」
と言って、土方さんは局長様の、お部屋に連れて行ってくれた
土方「近藤さん、客だ。入るぞ」
目の前には局長の近藤さんが待っていた
近藤「おお!トシ!どうした?」
土方「この女が近藤さんに話があんだとよ」
『近藤さん。先日お電話したものです。』
近藤「おおー!来たか!じゃあこっちの部屋で話そう!」
と言って近藤さんは私を客間へ連れて行った。
近藤「いやー!ザギから話は聞いてるよ!幼馴染なんだってね!それで、俺に相談とは?」
『まあ。私は、両親がいなく、退くんと二人で暮らしていて、退くんが出て行ったあと、親戚の人語面倒を見てくれていて、この間親戚の人から結婚を申し上げられたんです。』
近藤「それは良かったじゃないかな!」
『良くないんです。あの人はお金持ちだけれど、裏では闇企業を営む社長であって、その人とは結婚したくないんです』
近藤「そうか」
『そこでなんですか、私をここで雇ってもらえませんか?』
近藤「えっ!?」
『勿論、女中として、真選組のお仕事もいたします。どうかお願いします』
私は頭を下げた。
近藤「いいよ。ヨツバ殿。頭を上げてくれ。そういうことなら早く行って欲しかったなぁ!俺はいつでも歓迎だぞ!」
『ありがとうございますっ!』
私は嬉しかった。