第8章 本当のこと
『ひ、ひ、ひ、土方さん!?』
土方「お前がいいんだ。付き合ってくれねぇか」
まじかよ。めっちゃ嬉しい。でも…
『で、でも、わ、私、吉原で体売られて、傷があるしきたな…』
土方「汚くなんかねぇよ。それも含めてオメェが好きだって言ってんだ。ダメか?」
『こんな私で良ければ。よろしくお願いします!』
私の瞳から涙がこぼれた。
土方「ど、どうした!?やっぱり嫌だったか!?」
『ち、ちがうの!嬉しくて。』
土方「そうか。」
ポンポン
土方「早く直して戻ってこいよ」
土方さんはそう言い残し、帰っていった。