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瓜ふたつの人が同じ人に恋をした

第6章 えこひいき?


近藤「えーっと!今日から一ヶ月!ここで一緒に住むことになった沖田ミツバ殿だ!」
ミツバ「沖田ミツバです。よろしくお願いします。」

沖田ミツバさんか〜。私に似てるな〜。ん?私より美人か。

私はそう思いながら煙管に火をつける。

会議が終わった。私は自室に戻ろうとすると手を引かれた。

『うおっ。副長ですか。なんのようですか?』

私がそう尋ねると副長は私から煙管をヒョイッと取り上げた。

『あー!!私の煙管!返してください!』
土方「吸いすぎた。少しは我慢しろ。俺みたいになるぞ。とにかく一ヶ月これは預かる」

はぁ!?一ヶ月も預かられたらやばいんだって!

プツン

土方「プツン?」
『おい。土方ぁ!返せぇ!テメェのニコチンと一緒にするなァァァァァァァァ!!!!!このクソやろぉぉぉぉぉ!!!』

土方さんは何も聞いていないかのようにさって行った。

山崎「ヨツバちゃん。副長に言ってこようか?」
『いい。自分で行く』

私は副長の部屋へ向かった。

『副長。失礼します。先程は申し上げありませんでした。』
土方「反省してるんだったらいい。」
『じゃあ返してください』
土方「それとこれとは別だ。それより、この資料仕上げてくれねぇか?明日までに頼む」
『え、あ、はい。わかりました。』

私は大量のプリントを持ち部屋へ行く。
全く。どんだけやらせるんだ。クソ副長。


夕方だ。一段落ついたいので私は休憩していた。

あり?なんか忘れてるような…あ!洗濯物!

私は急いで縁側へ行く。洗濯物を取り込む。

『あー。腹減った。なんかあるかな〜』

私は食堂に行くと女中さんたちがなにか作っていた。

『皆サーン。今日の夕食なんですか?』
女中1「あらヨツバちゃん!今日はねカレーなの。」
『っしゃー!やりぃ!みんなが作るカレー好きなんだよねー!』
女中2「あらあら。嬉しいこと言ってくれるじゃない!」
『ねー。お昼食べてなかったからなんかつまめるものクダサーイ』
女中3「もうすぐご飯だからダメーっ」
『ええっ!ケチー!』

私達は笑いあった。お茶をもらい、それを飲んで私は自室へ戻った。
そしてまた筆を走らせる。

山崎「ヨツバちゃん。ご飯だって」
『あー。うん。今行く』

私はそう答え、自室から出て、食堂へ行く。
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