第32章 バレンタイン
2月14日バレンタイン。
私はたくさんのチョコを屯所で作っております。
『これが銀時たちの、これが月詠たちの、こっちは隊士の皆さんのぶん。これは局長の分、こっちは、総悟の。これは、退くんの。こっちが九兵衛ちゃんの。東條さんの分も持ってこっかな。さっちゃんは…一応作ろ。全蔵のぶんもっと。結構余ったわ…西郷さんとこ持ってくか。あとすまいると…高天原もか。十四郎のぶんも作っておくか』
私は昨日作り上げたものをラッピングしていた。
銀時と神楽ちゃんと新八一家にはケーキ。
隊士たちとすまいると高天原と西郷さんのところにはクッキー。
近藤さんと総悟にはウイスキーボンボン
十四郎にはチョコを。
うけとってくれるといいけどな。
コンコン
『失礼します。近藤さん!ハッピーバレンタイン!』
近藤「おおっ!俺にくれるのか!?ありがとなっ!」
私はペコリとお辞儀をし、他の隊士や、隊長の皆さん、総悟に上げた。
ピンポーン
銀時「るせぇよ!!!なんだよこんな時によぉ!!!」
『やっぱ荒れてた。ハイ。ケーキ。バレンタインでしょ』
銀時「ヨツバー!お前はわかっていたかっ!!!」
新八「あーー!!!銀さんだけずるいですよっ!!」
『新ぱちくん。はいこれ。お妙ちゃんと食べて。』
新八「わぁ!ありがとうございます!」
私はかぐらちゃんのぶんのケーキを冷蔵庫にいれて、ヨロを後にした。
『こんにちはー!』
西郷「あら?ヨツバじゃない!どうしたの?」
『皆さんにバレンタインの差し入れです!人数分あるので一人一個ですよ!』
アゴ美「やっだぁ〜♪ありがと♪」
そして次は
『妙ちゃァァァァァァァん!!!!』
妙「ヨツバちゃん!」
『すまいるのみんなにバレンタインの差し入れだよぉぉぉお!!!』
おりょう「ありがとー!」
花子「うちめっちゃチョコ好きやねん!」
『ほんとに!?よかったぁ〜!』
次は…一番行きたくないところ
『狂四郎。ハイ。』
狂四郎「なんですか?」
『バレンタイン。余ったからやる』
ホスト1「みんな!ヨツバさんがチョコ持ってきてくれたぞ!!!」
「「「「イエーイ!!!」」」」
ハァ。ほんっとにここ嫌い。
途中でさっちゃんと全蔵に会い、クッキーを渡し、吉原へ行き、月詠たちにクッキーを渡す。晴太は大喜びだった。