第5章 白鳥沢学園男子排球部 その2
走る。ひたすら走る。
途中から思考回路はストップ。ただ足を回転させ、呼吸を一定に保つことしか出来なかった。
~白布side~
2試合目も難なく終わった。
取り敢えず準々決勝出場だけど、2試合目は試合出させてもらえなかったな…
反省点は沢山ある。
牛島さんともっと合わせる練習しないと。
今日はこれで学校に戻れる。
『あれ…』
無意識のうちに兵藤を探していたみたいだ。
俺も大概だな…
『…あれ…』
マジでいない。
なんか嫌な予感がする…
『先輩方!!兵藤見てませんか。』
天「え??見てないけど…何~??もしかして美樹ちゃんのこと気になってんの??」
めっちゃニヤニヤしてるけど、そんなん知らん…
ほんっとにこの胸騒ぎ、なんなんだよ…
『だったらなんですか』
あまりにも焦りすぎて適当に返事をした。
天「え??…マジで!?!?」
アイツ…どこ行きやがった!!
『すみません。失礼します!ミーティングまでには戻ります!』