第4章 白鳥沢学園男子排球部 その1
~白布side~
今日はインハイ予選2試合目。
白鳥沢はシードだから初戦は今から。
兵藤が応援に来る約束をしていたけれど姿が見えない。昨日の吹奏楽コンクールの結果はネットで見た。
案の定だったけど、あいつの事だから…
ト…
『ナイスキー』
天「ナイストース!」
天童さんは調子がいい。
昨日から絶好調だ。
川「なあ、白布。兵藤のやついないよな。」
「ほら!次ー!急げー!」
コーチから声がかかる。
『また後で話そう。』
スパイク練習が終わったら、レシーブ。
淡々とこなしてはいるけれど、心配は心配。律儀なやつだから、行くか行かないかぐらいはLINEとかで言ってくるはず。
タンッ
「ナイスレシーブ!」
『ありがとうございます』
「はい、次ー!」
天「…ベンチ入りを果たした1年くん達、もしかして何かあったのぉ??」
「『……( ̄^ ̄)』」
天「おい!?シカトですか!?」
流石ゲスモンスターと呼ばれるだけあって観察力ヤバイな…
川西も同じ事を思ったらしく顔が微妙に歪んでた。
そこまで気になるのはなんでかな…
フッ…
天(!?あの白布くんが笑った!?マジで今日どうしたのよ!)
一目惚れしたからかな…