第32章 僕達のバブリーナイト

俄然やる気になった翔くんは、僕の中から指だけを引き抜くと、翔くんの息子くんと僕の娘ちゃんは繋がったままで、僕の身体をクリンとひっくり返した。

ポタポタ…っと、僕のほっぺたに落ちて来る翔くんの汗。

ふふ、ちょっと塩っぱいよ(笑)

｢ねぇ、翔くん…、抱っこ…ちて…？｣

翔くんに手を伸ばすと、翔くんは僕の手を取り、引き起こすようにして僕をお膝の上に、それはそれは軽々と乗っけてしまう。

当然、僕達の繋がりは深くなり…

｢や、やん…っ…、深い…よ…ぉ…っ…｣

僕は揺り落とされないよう、翔くんの肩に手を回した。

翔くんの息が耳にかかって…擽ったいよ…

｢なあ智…？ さっきのアレ…、やってくんね？｣

はて…、“アレ”とは一体…？

首を傾げる僕のお口に、翔くんの指が突っ込まれる。

あ、もしかして…？

｢バ…バブ…？｣

｢そうそう、それだよ(笑)｣

途端に目を輝かせる翔くん。

アハハ…、翔くんたら変態さんモード継続中なのね(笑)

だったら僕も♪

｢バブ、バーブ…！(もっと強く突いて！)｣

僕は翔くんの指をジュバ〜ッと強く吸った。

それが良かったんだろうね(笑)

僕の中で、翔くんの息子くんがズクンと震えて、ムクンとおっきくなったのが分かった。