Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第32章 僕達のバブリーナイト
僕の目の前に、翔くんの筋肉でムキッとなったおっぱいがチラチラする。
本当は飛び付いてちゅぱちゅぱしたいところだけど…何せお手手てが縛られちゃってるからそれも出来なくて…
それがとてももどかしく感じてしまった僕は、どうしてだか涙が止まらなくなってしまう。
ってゆーかぁ、僕赤ちゃんだから、泣いて訴えるしか出来ないんだよね〜(笑)
「パイパイ…、ひっく…、ほちぃ…、お手て…、ひっく…、解いて…?」
僕はしゃくり上げながら、翔くんに懇願する。
(注:決してシャックリじゃありませんから〜)
なのに翔くんは…
「だーめ。ほら、抱っこして上げるから泣かないの…、ね?」
「抱っこ…?」
「うん、抱っこして上げるよ?」
どうする?、って翔くんが僕の耳に息を吹きかける。
あん♡
そんなことされたら僕、もう…
「抱っこ…ちて…?」
って言うしかないじゃんね〜(笑)
僕はネクタイで結ばれたままのお手てを翔くんの肩にひっかけた。
「くくく、本当に可愛いなぁ、さとちゃんは♡ ほら、これが欲しかったんでしょ?」
翔くんの首にぶら下がる格好になった僕に、翔くんが自慢の筋肉ムキムキパイパイをピクピク動かして見せる。
「うん…ほちぃ…。ちゅぱちゅぱしても…い…?」
僕は翔くんの返事を待たずに、尖らせた舌先を翔くんのパイパイの先っぽに絡めた。