• テキストサイズ

Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】

第17章 僕達のバースデーソング③


結局翔くんと仲直りすることなく時間が過ぎ…

(その間何回かエッチはしたけどね?)

とうとう誕生日当日を迎えてしまった。

ホントはさ、こんなモヤモヤした気持ちでお誕生日を迎えたくはなかったんだけどさ、仕方ないよね?

だって僕はまだ新しいバイト先も決まってないし、おんぶに抱っこちゃん状態のままだから。

でもさ、一言くらい言ってくれたって良くない?

だまーって朝ご飯食べて、だまーってお仕事に行っちゃうなんて、ありえなくない?

行ってきますのチューだってしてくれなかったし…

翔くん、僕のこともうどうでもよくなっちゃったのかな…

あーあ…、せっかくのお誕生日なのに、つまんないの…

それに無理して節約するのも、なんだか馬鹿馬鹿しくなってきちゃったし、遊びに行っちゃおっかな…

あ、そうだ、久し振りにパパさんのお店行こうかな。

で、パパさんのケーキと、潤のコーヒーで、一人でお祝いするの。

よし、き~めた♪

誰もお祝いしてくれないなら、自分でお祝いすればいいだけのことだもん。

あ、どうせなら母ちゃん誘ってみる?

母ちゃんなら、流石に可愛い息子の誕生日を忘れてる、なんてことないもんね?
/ 628ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp