Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第14章 僕達の勘違いな日常
途中のコンビニでハロウィン仕様のカボチャプリンを買って、お家に帰った頃には、僕のナニは爆発寸前で…
超内股で玄関で靴を脱いだ瞬間、その衝撃で…
「あっ…、いやん…、んんんっ…!」
スカートの裾が、僕の出したナニでベットリと濡れた。
僕は玄関にペタリと座り込むと、翔くんに向かって両手を伸ばした。
「僕、もう歩けない…。スーパーマン、助けて?」
って、金髪ヘアをフワンと揺らした。
「やれやれ、仕方ないな…。なんたって正義の味方スーパーマンだからね…」
翔くんの腕が僕を軽々と抱き上げる。
ふふ、流石スーパーマン、力持ち♪
「よし、振り落とされないように、しっかり捕まってろよ?」
「うん!」
僕は言われた通り、翔くんの首にしっかり腕を回した。
そしたらね、翔くんたら僕を抱っこしたまま、
「とうっ!」
なんて叫びながら、寝室までひとっ飛び(笑)
僕達はあっという間にベッドにダイブした。
「ふふ、流石スーパーマンだ(笑)」
「惚れ直した?」
翔くんの、熱を帯びたような視線が僕を見下ろす。
「うーん、それはどうなんだろう…。惚れ直すもなにも、僕はずーっと翔くんに惚れてるし…」
それはきっとこの先も変わることはない。
自信あるんだ、僕♪
「じゃあ、もう疑ったりすんなよ?」
「当たり前でしょ? 」
だって、翔くんが愛してるのは僕だけだもんね?