Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第13章 俺達の新婚生活
誕生日に初夜と来たら、盛り上がりは半端なく…
でもそれは俺だけじゃなくて、和も同じで…
「あっ…、じゅ…ん…、だめっ…、そこ…っ…、もっと突いて…っ…」
“駄目“なのか“もっと“なのか…
自分でも何を口走ってるのか、多分分かってなくて(笑)
「くくく、どっちだよ(笑)」
耳の穴に舌先を突き入れながら聞けば、拗ねたように唇を尖らせ、束の間動きを止めた俺の腰を両手で掴むと、先端が自分のいい場所に当たるように引き寄せた。
随分とはしたない新妻だ(笑)
そっちがその気なら、俺だって…
俺は身体を起こし、和の上体を引き起こすと、俺の腰を跨った状態になった和の腰を持ち上げ、ストンと落とした。
「ひゃっ…! そんなの…だめぇ…っ…」
より深くなった繋がりに、頭を激しく振って俺の肩にしがみつく和。
可愛すぎてヤバい…
もっと乱れさせたい。
俺は和の手をそっと解くと、ベッドに仰向けに寝転がった。
「自分で動いて?」
「えっ…、俺…が…?」
和以外に誰がいるんだっつーの(笑)
「そ、和が。夫を気持ち良くさせるのも妻の務めだろ? パパさんにそう教わらなかった?」
我ながらかなり適当な理屈だけど(笑)