第37章 タクトを渡してください
「やったぁ!レアアイテムゲット!!」
シオンの所へ戻るとシオンが慌てていた
「シオンどうしたの?」
「いなくなってしまった‥」
「え?」
「ジュルルに戻らずまたどこかへいってしまったのだ‥里奈‥すまぬ」
「ねぇ里奈もしかしたらまた女神ジュリィになって町を歩いてるんじゃない?」
「ありえるかも!」
ライブ会場をあとにすると人だかりができていた
里奈とシオンは顔をみあわせ頷いた
「ちょっとすいません」
「通らせてくれ!」
そこにはジュリィがいてメニューをみていた
「あ!ママ!」
「何してるの?いなくなったから心配したんだよ?」
「ごめんねママ!私このクレープ?が食べたい!」
「わかった!ちょっと待ってて」