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もう一度好きと。 【二口堅治】

第1章 プロローグ*。




「ではこれから今年度の生徒会役員の紹介を始めます。」




4月、咲いた桜の花も散りはじめる頃



俺の入学したこの伊達工業高校では新入生に向けての部活動や各委員会からのデモンストレーションを行っている



部活動や委員会はまだいい。
けれど生徒会の仕事、役員の紹介は長くてそれも堅苦しい


もっとゆるく楽しくやればいいのに、



「次に2年生」


あー、まだ2年の役員の紹介か。どうせメンバーを覚えていも意味ないしまず、学年違うし
早く終わんねーか、な...



『よろしくおねがいします。』



一瞬思考が止まるぐらい印象的だった








綺麗な黒髪でストレートのセミロング

響きわたる透き通った声

先を見据えてるような凛とした瞳








その全てに俺は一瞬にして









恋に落ちた。









《ほぼほぼ二口目線です》
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