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【100プリ】Wistarian Diva

第13章 Op.13 新居【R-18】



ルイはレオナの両足を高く抱え上げると
そのまま深く強く己を突きいれてきた。


「ああぁっ……」


その姿勢のまま律動が早まっていく。
ルイが切なげに眉根を寄せた。


「……ん…」

「あ……ぁ…も……だ、め…」


「…イッて、レオナ…」

「…ぁ…っ……あ…ああっ…」


快楽のしびれが一気に高まった瞬間



ルイは己の欲をレオナの中に吐きだしていった。










*********


「……さん、レオナさん!」

ケイの声にレオナははっとなって息を飲む。


「もう…話聞いてました?」


事務所の会議室。


アルバムのリリースにあたっての会議が始まっていた。

「ごめん、聞いてる」


レオナは慌てて資料に目を落とす。



「今年中にアルバムを3枚リリースし、ウィスタリアだけでなく海外に向けてもセールスしていきます。そして年明け、ワールドツアーを3カ月にわたって敢行する予定です」


企画部、営業部、役員数名が集まる中、淡々と話が進んでいく。


「ワールドツアーが成功すれば、文字通り彼女は『世界の歌姫』としての名を手に入れることになるでしょう」


社長の秘書をしている眼鏡の男がそう告げた時だった。



ガチャッ



会議室の扉が開き
皆が一斉にそちらに注目した。



「遅くなってすまない」


入ってきたのはクロードだった。

「クロード…」

クロードはそのままレオナの隣へ座り、資料に目を落とす。



「ワールドツアーの敢行は年明けでは早すぎる。半年ずらすべきだ」

クロードは資料に目を落としたままそう言った。


「…しかしこれは社長直々の提案であり、ほぼ決定している事項です」


「実力があるといえど、こいつにはまだ公式に認められる『箔』がない」

「それはアルバムセールスの記録によってつければいい、というのが社長のご意向です」

社長秘書はひるまず淡々と告げた。



「…ケイ、お前どう思う」

「えっ…俺ですか?」

まさか自分に話が振られるとは思わず、ケイは慌てふためいた。

「お、俺は……」

「マネージャーの意見は関係ないでしょう」

社長秘書の反論もクロードは無視する。



「俺は……クロードさんの意見に賛成です」


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