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【100プリ】Wistarian Diva

第8章 Op.8 After Squall【R-18】



中央の赤い蕾は
ぷっくりと大きくふくらんでいた。



(感じて…いるのか……)


ついこの間
初めて男を知ったこの身体が

もう快楽を覚え


いやらしい蜜をこぼしながら
赤い蕾をふくらませている。




クロードは蜜をたっぷり絡めた指で
執拗にふくらんだ蕾を撫でた。


「あぁっ……あ……ぁ…っ!」


甘い切なげなレオナの声が
バスルームに響いていく。


クロードは速度を増していく。


「や…あ……ク、ロードぉ……だ、め」

レオナの膝が震えだす。

立っているのもやっとなのだろう。
しかしクロードは蕾への愛撫をやめない。

「や…なんか……ぁ……あっ…」


「…イキたいならイケよ…」


「ぁ……っ…あっ…ああぁっ!!」


次の瞬間
レオナの身体が大きくしなり

蜜が一気に溢れだした。



イッてしまい一気に力が抜け崩れ落ちるレオナを
クロードが抱きかかえて支える。


(初めて…イッたか)


耳元で荒い呼吸を繰り返すレオナをそっと抱きしめると
クロードはそのまま抱え込み、バスタブへ沈めた。


「はぁ……はぁ……」


目を伏せながらバスタブに沈むレオナは、しばし放心した。



向かい合うようにして
クロードがバスタブへ浸かる。



「…ねぇ、クロード…」

レオナは目を伏せたまま呼んだ。


「何だ?」



「私のこと…助けてくれたのも、こうしているのも…
全部、契約だから、なんだよね…?」






「……あぁ、そうだ」



違う。



(嘘をついたな…)



それだけじゃない。

でもそれは言葉にはできなかった。

クロード自身もこの感情を
どう言葉にしたらいいのか
分からなかった。


「そう…だよね…でも」


レオナはゆっくり目線をあげ、クロードと目を合わせた。


「でも、嬉しかった…ありがとう」


ぼろぼろに傷つけられて
『契約』で無理やり抱かれて

それでもなお


どうしてこいつは

(こんな笑顔でいられる…)



はにかむレオナを見ていることができず
クロードは目をそらすと


「じゃあ…もっと楽しませてもらおうか」



そういってその場にすっくと立ち上がった。


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