第17章 Op.17 聖夜【R-18】
「レオナ…ズルいよ…」
乱れる息の合間にそう呟くと
再びルイは舌を蜜壺にとぷんと差しこむ。
「んんんっ……」
咥えこんだままレオナは声を漏らす。
ルイはそのまま蜜を吸いながら
中心へと一気に指を突きいれた。
「んんーっっ……」
蕾を舌でなめとられ、水音を響かせながら
出し入れする指は本数を増していく。
ルイは畳みかけるように愛撫を繰り返した。
「んあぁっ……ルイ…や……だめ…イク……」
レオナは咥えこみ続けることができず
そのまま腰をけいれんさせてのぼりつめてしまった。
「あぁぁっっ……!!」
レオナは身体を支えることができず
そのまま横へなだれこんだ。
息を乱したままぐったりするレオナの身体を
ルイはそっと撫でる。
「レオナ……可愛い」
「はぁ……はぁ……」
目線だけ起こして応えるレオナの
わき腹から双丘にかけての曲線に
ルイは優しくキスを落としていく。
「ごめん…もう我慢できない…」
ルイは横たわるレオナの身体を仰向けに起こすと
力の抜けた両腿を担いで
溢れだす蜜の止まらない中心へ
一気に己を沈めていった。
「……んぁぁぁっ…!!」
最奥まで届いたルイ自身は
レオナの最も感じる場所を自然と突いた。
「あぁぁっ…ルイ…ルイ…!」
律動しながら、
ルイは切なげにレオナを見下ろしている。
「…レオナ……」
ルイはレオナの身体に覆いかぶさり、そのまま腰だけで律動を続ける。
お互いの身体が密着し、体温が共有される。
「あ…ぁぁ……ルイ…好き…ルイが、好き…」
無我夢中で言葉をつづる。
ルイはそれに応えるように最奥を突く。
「…レオナ……もう、どこにも…行かないで…約束、して……」
「んんっ……あっ…ぁ……っ」
「…レオナ……好きだよ…」
「あぁっ……ルイ…っ」