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【名探偵コナン】【まじっく快斗】本物の魔法使い。

第5章 懐かしの日。


記念すべき一話目、収録前。
帝丹高校の入り口に撮影が始まると同時に設置されたモノがある。
ホワイトボード。
基本的にはキャストや関係者がその日の連絡事項を書いておくもので、
例えば『○○さん、午前で移動。』『今日はロケ弁入りません。○○』
など、たわいのないもので。
そこにオレがあんなことを書いたりすると
・・・・・何人か予想できてたかも。

今日は左文字少年が校内で謎解きに夢中になってしまい、
走って授業に行こうとしたところ女怪盗とぶつかってしまうというシーン。
王道は王道なので王道と呼ぶ。
帝丹高校に集まるのは朝の10時。
チャイムの音を入れたい、という理由だ。
なのでオレは、
『おはようございます。→イルカ』
と、なんの生き物か判別できないレベルのイルカの絵を描いてみた。
わりと上手く描けたと思う。
すると昼頃には、
『いるか?』
『魚?』
『イルカは哺乳類だろ。』
『エビじゃね?』
『食べるな危険。』
『なに描いてんだよ!(笑)』
と、見事に返事が返ってきたので
『だから、イルカだってば。』
とさらに書き込んでみた。

ただの連絡事項のボードがコミュニティの場へと変わった瞬間。
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