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【名探偵コナン】【まじっく快斗】本物の魔法使い。

第5章 懐かしの日。


本格的にはじまったドラマ撮影。
脚本はなんとか間に合い、
脚本家はキャスト全員にビンタをかまされたあげく
関係者全員に焼き肉をおごるという温情をいただいた。
・・心から喜んでほしい。その程度ですんだのだから。

さっそくはじまったドラマは大好評。
一話目からちょっと驚く視聴率を叩き出した。

若き左文字探偵、つまりオレは謎の女怪盗に手も足も出ないでいる。
怪盗の方はといえばそんな高校生探偵の成長を心なしか喜んでいるように
毎回律儀に姿を現してからかっては去ってゆく。
一話目では左文字少年がはじめて女怪盗に触れた次の夜、
謎の気持ちに戸惑ったままクラスに研修生の女性教諭がやってくる、
もちろん少年は興味がない・・その女性の方はおおいに興味があっても、だ。

女怪盗・『紫と影』の二代目は割と最近評判の女優さんで・・・
評判になった理由のひとつが今回の番宣をかねた婚約発表。
なので、キスシーンすらもなしと関係者全員に宣言し済み。
お相手役のオレとしてはなんだが姉さんて感じなんだけど黙っておく。
キャストは大御所の人たちももちろんいるけれど
類は友を呼ぶのかみんな大変フレンドリー。
そしてやたら個性的だ。
・・・人のこと言えないけど。
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